「Kの庭園」というと、何か謎めいた、秘密の花園のようなイメージを抱かれるでしょうか?
主に韓国刺繍/韓国伝統刺繍をしておりますので、KoreaのK、または韓国の「か」からKなのでは?と思われることが多いのですが、
期待を裏切って申し訳ありませんが、私のイニシャルです。
韓国での刺繍修行から帰国し、新しく始めたブログの名前を「Kの庭」とし、お教室も「Kの庭」という名前で開催してまいりました。
『学びの庭』という言葉があるように、庭を取り囲んで、刺繍の部屋があったり、編み物の部屋があったり、といった広い中庭を持つ韓屋のようなイメージでもあり、
日本語では「広場」と訳される韓国語の「マダン」のように、みんなが集まる場のようにしたい、
また現実の我が家の庭に咲く花々や、虫たち、鳥をみて、刺繍の題材を得たり、色の美しさを模倣しようとすることもあり、自然から学ぶ場でもありたい、という思いでつけた名前でした。
今までは、韓国刺繍/韓国伝統刺繍を習いたいという方々にお教えするだけでいましたが、コロナ禍と年齢を鑑み、いつ何時、何があるかわからない状況におかれ、引き継ぎをしておかなかればならない。という気持ちになりました。
そこで認定講師養成講座を始めることになりました。 私が学んだことをお伝えし、私一人ではできなかったことを、講師の方がたに、それぞれの得意分野と合わせて活躍していただきたい。そんな想いから、庭を庭園へと、拡張した名称に変更いたしました。
認定講師養成講座は、2021年春に始まったばかりですが、幸いとても優秀な方がたに集まっていただき、
この先、あふれるたくさんの花が咲き、蝶が舞い、鳥がさえずる庭園が夢ではないと確信しています。