とっても久しぶりに韓国から本を買いました
5月20日に出た本で韓国のニュースサイトいくつかで取り上げられていましたがやっと手にしました
秋夕ソンムルっというか、教保文庫が毎年秋に創立〇〇年記念でキャンペーンメールが来るのでつい本を買いたくなるのですよ
わ〜い!私も初夏に刺し終えた「王妃の座布団왕비 방석」と同じものが表紙写真ですよ!
人の行き来はまだ厳しいものがありますが物流は以前と変わらないまでになっている気がします
配送業者の皆様、空港税関の皆様へ感謝感謝ですね
定価15万ウォンウォンと少々お高めですが(教保文庫のサイトで10%引きです)、充実の内容です
今まで韓国刺繍の印刷物というと
写真とその作品の年代・サイズの情報がメインの図録的なものや、ハウツーものが多かったと思います
この本は 著者のシムヨノク先生が繊維・織物がご専門で 韓国の繊維を知るには中国に学べと上海の東華大学(旧中国紡績大学)で博士号を取られた方です(中国の博士課程に留学した初の韓国人だったそうです)
巻末の参考文献は学術論文なみ。
2年前の夏 私も見に行った奈良博でやってた「糸のみほとけ」展の資料も入ってますね
協力機関として日本の東博 京博 奈博等も挙げられています
内容はアカデミックで私のしょぼい韓国語レベルでは歯が立たないのでは?と心配したのですが
380ページを超えるボリュームですが、文字だけのページはわずか20ページほど。
写真はほぼすべてカラー!
よだれもんのアップの写真が大量にあります
かわいいチュモニやポジャギといったものはありませんが、
繊維の専門家による本だけに、刺繍の糸がどこを通ってどこに戻ってきてと技法がばっちりわかる図解つきです
刺繍技法だけまとめた章もあり 今までの刺繍のハウツーものより丁寧にわかりやすい図です(韓国語が読めなくても大丈夫)
そこで。。。わーい!と喜んでいる場合ではありませんでした
えー そこ そう刺してるんだ!という発見あり。早く買うべきだった と猛省
しかも習ったことと違うやーん。ってこともありまして。。。
ううう。今までお伝えしてきたことに誤りがございます。土下座
大変申し訳ございませんでした
勉強しなおします。